こんにちはTOMMYと申します。
今回は、「貯金シリーズ」ということで「お金が貯まらない」「どうしたら貯金できる」そんなお悩みの方へ解説していきたいと思います。
今回の記事を読むことで “赤字家計” “貯金ゼロ” の生活から抜け出すことができます。
貯金自体は簡単そうであり、難しいのが現実です。
本題に入る前に、皆さんに国民の“貯金額”の実態を知って頂きたいと思います。
下記の調査結果は、全国18歳以上の男女を対象とした約1,000人以上の回答です。
2019年の貯金額のデータ
赤枠の100万円以下の貯金額に注目して下さい。「53.7%」と半数が100万円も貯金できていないことが証明されております。
次に2020年のデータを見てみます。
2020年の貯金額のデータ
100万円未満を見てみると「33.8%」と前年より少し増加しています。
2019年と2020年度を比較してみると、100万円未満は19.9ポイント減少し、1000万円以上が6.4ポイント増加しています。また中央値も100万円 ⇒ 200万円に増加しているのが調査結果で伺えます。
全体的に貯金額が増加した要因としては、新型コロナに係る特別定額給付金や臨時収入があったり、外出自粛により娯楽支出が減ったことが挙げられます。
今回の調査結果で知っていただきたいことは、貯金額が100万円未満の人って以外に多いってことです。
貯金を始めるにあたり、このようなデータを知ることで平均額より多くの貯金ができれば幸いです。
赤字家計から年間230万円貯金できた理由を解説
私は会社員であり年収は500万円ほど、年間の貯金額でいうと30万円ぐらいでした。
この金額もざっくりとした数字であまり覚えていません。それぐらい貯金に対しては無計画であり無頓着でした。
なお、車の購入や浪費癖などから赤字の年も多かったのを覚えています。
これではいかんと改善したことにより、年間で230万円の貯金を毎年継続してできるようになりました。その結果、4年で1,000万円以上の貯金に成功しております。
この記事では、自分の実体験を基に貯金できなかった頃から、貯金できるようになった経緯や方法を解説します。
はじめに結論から申し上げておきます。
貯金を増やす方法は2パターンしかありません。
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シンプルにこの2です。
「そんなん当たり前だろ!」と思われがちですが、それだけシンプルなんです。
会社員の方は、毎月入ってくる収入は予測できますよね。来月から「収入10万円UP」ってことは、ありません。
よって収入を短期間で増やすことは難しいのが現実です。問題は「支出の部分」です。
お金を貯めることが出来ない人は、支出に関して把握していないことが予想されます。
これは私自身もそうだったのですが「お金はあるだけ使ってしまっている」というケースです。
- 支出を把握していない。
- 給与と貯蓄の口座が一緒である。
- 浪費していることに気付いていない。
給料日になれば「また振り込まれるから大丈夫」だとか、給料日まで「あと何日だから大丈夫」のように、給料日までの日数を逆算して使い切ってしまうのも特徴です。
給料日の直前にもなると、食費を切り詰めたりと、ギリギリの生活を毎月のように繰り返してしまいます。
このように、あるだけ使ってしまうと当然お金は貯まりません。
また、給与口座と貯蓄口座が同じ場合も要注意です。貯金できない人は、ついつい使ってしまうので、強制的に生活費(娯楽費)と貯蓄を別けることをおすすめします。
給与口座から、貯蓄用の口座に自動で天引きするのです。
やっていない方は、是非おすすめです。
会社員の方であれば「財形貯蓄」などの制度を利用するのも手段の一つです。
財形貯蓄を簡単にいうと、
収入が上がると、生活水準を上げてしまっている
「やった!収入が入ってきたぞ!ボーナスが入った!」
「昇格により収入が増加したぞ!」じゃ良いモノを買おう!
というのは私の思考です。
収入がはいると高価なモノを買ってしまうのです。また、物欲がある人ほど注意が必要です。
また、見栄などからブランド品を買ったり、高価な腕時計など、ついつい生活レベルを上げてしまう人もいます。
以前の私を参考にして下さい。
- 高い衣服を買う。
- 良い家に引っ越しする 。
- 良い車に乗る。
- スーパーではなくコンビニで買い物する。
- UPした収入を、支出と相殺する。
こんな感じです。
具体的な金額はさておき、同じような人は、お金が貯まらないと思います。
収入や賞与が入ったりすると、嬉しくなる気持ちはよく分かります。
ですが、それに伴って生活レベルを上げてしまうと、入ってきた分を支出で相殺してしまい、残念ながらお金は貯まりません。
医者や弁護士など、年収1,000万円以上の高給取りでも貯金はないというご家庭は多いものです。
意外かもしれませんが、それは高い家のローンを支払ったり、高級車を購入したり、お子さんを私立の学校に通わせたりと、支出のレベルも上がっていくからです。
医者も弁護士も、会社員の方もそうですが、身体が資本の仕事です。
そこで怖い原因の1つが、収入が下がったときに破綻してしまう可能性があるということです。
そう考えると「貯金」は重要です。
今回のコロナ渦もそうですが、いつまた同じようなことが襲ってくるか分かりません。
リストラや努めている会社が倒産することだってないとは限りません。
収入がダウンする原因は千差万別ですが、そういった事態も備えて「いくら貯金」すればいいのでしょうか?
収入には個人差があります。額面でいうとキリがありません。
理想としては、“収入の10パーセント”を貯蓄に回すことです。
手取り15万円の人は15,000円を貯蓄に回します。
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こんな感じです。
「高所得とか」「いくら稼いでいる」は関係なく身の丈にあった貯金ができれば、貯蓄は成功したも同然です。
貯蓄は焦らずコツコツと積み上げていきましょう。
ちなみに、私も経験したことなのですが、「一度上げてしまった生活水準を下げる」ことは本当に難しいです。
気付かないうちに浪費し支出を管理できていない
今回の記事で、1番大切なことです。
全てこれに尽きるといっても過言ではありません。
これさえできれば、貯金は飛躍的に伸びていきます。
皆さんが大好きな「コンビニ」1日一度は行きますよね。ちなみに、コンビニは購買意欲がそそられる工夫が仕掛けられているのはご存知でしょうか?
- 飲料水がなぜ1番奥にあるのか
- 飲料コーナからレジまでの商品の陳列
- レジ横のフードや甘いドーナツ
生活に欠かすことができないコンビニですが、この機会に参考にして下さい。
飲料水がなぜ1番奥にあるのか?飲み物を手に取りレジに向かうまでの間に商品を手に取ってしまう経験はあると思います。
また、レジやコーヒー横に並ぶドーナツや甘い和菓子なんかもそうですが、あなたの購買意欲をそそっています。
人間の心理をうまくぶっ刺してくる商売手法です。ついつい余計なモノまで買ってしまうのです。
コンビニは、そもそも商品単価が高いのは言うまでもありません。
そんな理由から、知らずのうちに少額のお金を消費しているのは事実です。
- 自動販売機で1日何本も飲み物を買っていませんか?
- スタバで500円するコーヒーを1日に2~3杯飲んでいませんか?
- お酒が入りついつい調子にのって浪費していませんか?
このような行動は「心を満たす」ことにも繋がりますので、すべて悪い訳ではありません。
収入は管理しやすい反面、支出は管理しづらいものです。
1番お伝えしたいことは、何にどれくらい使っているのかを把握するということです。
自分の生活を見直し、支出の中から減らせるものはないかを考えます。
- 家賃
- 保険関係
- 車
- 通信費
- 消費や浪費しているモノは何か?
これらにいくらの金額がかかっているのか見える化していきます。
いわゆる家計簿ってヤツですね。
貯金をする上でかかせないのが収支の管理です。
家計簿アプリを使って支出を見える化する
家計簿つけるなんて、結論から言って面倒くさいのが本音です。
エクセルやノートなどに取りまとめるなんて、マメな人しか続きませんよね。
例えば、エクセルやノートなどに管理するにせよ、レシートを入力したり、書き写したりなど、はじめは管理できても、最終的には「サボりがち」になってしまいます。
しかし今回のテーマは「貯金」です。
収入と支出を管理しないと貯金することはできません。
そこで今回、おすすめの無料アプリをご紹介します。このアプリを使うと家計簿が簡単に管理でき、お金の収支を見える化できるようになります。
「マネーフォワードME」という家計簿管理アプリです。
「過去の収支をグラフ化」よりダウンロードできます。
このアプリは超絶便利です。
エクセルやノートなどは、もはや不要です。面倒くさがりな人には“おすすめ”です。
- 無料で利用できる。
- 自動で家計簿を作れる。
- 分類&記録も自動でしてくれる。
- クレジットカードや銀行と連携できる。
「マネーフォワードME」のダウンロードは1,000万以上と、大人気の『家計簿管理アプリ』です。
このアプリを使って、何に?どれくらい使っているのか?知ることからスタートしましょう。
ここでのポイントは無理に節約をしてストレスを溜めないことです。
こんな感じでスタートする。
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この2点です。
とりあえず収支の内訳をつけてみることが大切です。
マネーフォワードMEの使い方はこちらです。

家計管理で大切なことは、継続することであり、無理しないように心掛けるということです。
お金を貯めるには、自分が「なんに?いくら?」使っているのか知ることが重要です。
このアプリを1~3ヶ月ほど使うと収支の内訳が見える化できるようになります。そうなると次に無駄な固定費や消費を改善していく感じです。
順番としてはこんな感じです。
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3ヶ月ほどすると、自然に家計簿の管理ができるようになります。
早い人だと、1ヶ月で無駄な支出を改善できます。
マネーフォワードMEの大前提としては、自動化である。
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これらをアプリと紐付けると、自動化で家計管理ができるということです。
しかし、クレジットカードや銀行などを連携すると、個人情報やセキュリティ面に関して心配です。
私は、そこが1番不安でした。
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これらは心配ですよね。
セキュリティーの取り組みについて下記図をご参考下さい。
マネーフォワードMEではサイトの「ログインID」「ログオンパスワード」のみお預かりし、振り込みに必要な乱数表、ワンタイムパスワード、カード番号、暗証番号等は一切お預かりしません。
つまり「クレジットカードや電子マネー」などの明細は分かりますが、「カード利用や銀行振り込み」などの操作は出来ないということです。
なお、二段階認証でセキュリティを強化できたり、パスコードロック&指紋認証など、より強固なセキリュティ設定もできます。
まとめ:年間230万円の貯金できた理由
上記の支出を改善したおかげで、私は赤字家計から年間230万円の貯金に成功し、4年で1,000万円以上のお金を貯めることができました。
お金を貯める方法は、支出を把握して減らせるものは減らすことです。
急に支出をガンと下げるとストレスを感じてしまう人もいますので、まずは収支を管理してみることからスタートしましょう。
収入を上げることは難しいにせよ、支出を下げることは誰にでもできます。やれば必ず成果は出ますからね。
私は収支を管理していくうちに、1ヶ月の生活費が「20万円」あれば事足りることが分かりました。
これは娯楽費も全て含めた金額です。
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この240万円は生活防衛資金として考えています。
あくまで個人的な考え方なので参考程度にお願いします。
生活防衛資金とは、1年間に収入がゼロでも生活に困らないという目安です。
リストラや会社倒産、何らかの理由で収入が”0”になっても、1年は生活できるよねって金額です。また、1年あれば再就職も可能であろうという考えと、最悪は失業保険で補填できるという考えもあります。
1年間は仕事が途絶えても生活できる額が240万円ということです。
そんなことから、240万円以上は現金で貯める必要がないとも思っています。
銀行の利息も普通預金で0.1%ですからね。。(T_T)
1,000万を銀行に預けても1万円ですから。。寂しいもんです。
お金には、もっと働いてもらはないと困ります。
つまり、240万円は現金で置いておき、残りの余剰資金は資産運用に回しています。
資産運用の順でいうと、
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はじめは自分へ投資して次に株式投資や不動産を購入する資金に当てています。
皆さんも貯金していくうちに余裕が出てきたら、資産運用を開始しましょう。
そうすることで、資産はどんどん増えていきます。
参考記事として「つみたてnisa」のおすすめファンド7選を読んでみて下さい。

これらは決して簡単なことではありませんでした。4年間、収支の管理をしていくうちに、お金の勉強や資産運用にも足を踏み入れることができたという感じです。
こういった形で貯金からスタートして資産運用を実践していく過程で、お金も人間としても成長していけたらと思っています。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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それでは、また!