単利と複利の違い|レバレッジとは

お金の勉強

こんにちはTOMMYと申します。

「人類最大の発明は複利!」だとアインシュタインは言います。今回の記事で理解できること単利・複利・レバレッジについて分かりやすく解説します。

預金、株式投資、投資信託、不動産など“お金”に興味のあるかたは是非お付き合い下さい。

収入を稼ぐには4つの収入源があります。

1.従業員→働いて稼ぐ
2.自営業→働いて稼ぐ
3.ビジネスオーナー→レバレッジで稼ぐ
4.投資家→レバレッジで稼ぐ

今回のポイント
「単利」「複利」「レバレッジ」
これらの意味を理解することでお金を稼ぐスピードが加速します

 

単利と複利の違い

本題に入る前に、銀行預金の投資について簡単に触れたいと思います。

銀行預金なんて投資という実感がわかないって人も多いと思いますが、銀行預金も立派な投資なんです。

現在の銀行利息は普通預金で0.001%
→1千万円預けて(利息100円)

ネット銀行など0.1%の銀行もあります
→1千万円預けて(利息10,000円)

現状の銀行利息ってこんなもんです(T_T)

凹って感じですよね。。。

それなら自分で投資して利回り3%~10%稼ぐほうが効率的です。

投資するうえで欠かせないのが、今回のタイトルにある「単利」「複利」「レバレッジ」です。

まずは“単利”“複利”について解説します。

単利ってなんだ?
複利ってなんだ?

単利と複利ってなに

【単利とは】

元金にしか金利がつかないことを言います。

ざっくり簡単に説明するため100万円を年利10%の定期預金に預けたとします。

1年後には10万円の利息が払われます
(元金100万円×金利10%=10万円)

この利息を毎回現金で受け取ると10年間で100万円
(10万円×10年=100万円)

利息により増えたお金が10年で100万円となります。

元金と利息を合わせて200万円です。これが単利計算です。

【複利とは】

元金に利息を足した金額に対して金利がつくことを言います。

ちょっと分かりにくいですよね!

ポイント
利息を現金で受け取らず、そのまま定期預金に預けていく

ここでも100万円を年利10%の定期預金に預けたとします。

1年目の利息は同じ10万円です。
現金を使わずに10万円の利息も元金に加えて預金していきます。

✓ 利息10%で100万円貯金すると1年後には利息10万円で、合計110万円です。

✓ 2年目は、110万円に対して利息は11万円となり、合計121万円

✓ 3年目は、121万円に対して利息は12万1千円で、合計131万1千円…こんな感じで、毎年増加のスピードが倍々して加速していくのが複利です。

分かりやすく単利と複利の表を御覧ください

単利計算なら元金ふくめ10年間で200万円

複利計算なら元金ふくめ10年間で約260万円

それが20年にもなるとこんな感じです。

単利=3,000,000万円

福利=6,727,500万円

差額=3,727,500万円

福利の簡単計算

 

【携帯電話の電卓を使用します】

  1.  100万円を電卓入力
  2.  ☓☓(掛け算を2回押す)
  3.  1.10を入力したあと「=」を押すたびに福利計算されていくよ!

3%→1.03

5%→1.05

10%→1.10

生活やローン返済などマルチな簡単計算アプリはこちらです。

ke!san(無料)

このように利益を組み入れることで、雪だるま式にお金が増えていくことが複利の力です。

この原理は株式投資や投資信託などに活かすとどんどん増えていくことも夢ではないでしょう。

増えていく通帳を眺めるのは楽しいもんです!

これで複利の話はおわり。



レバレッジとは(てこの原理)

レバレッジとは重たいものを「てこの原理」を使って軽々と持ち上げることです。

投資にレバレッジをかけるってことは「てこの原理」を利用して儲けを大きくすることです。

やり方は全然難しくありません。

先程の例と同じように定期預金の利息が10%とします!

自分の預金だけでは種銭が小さすぎるので、投資の元金を増やすため、家族や友達に貸してもらうとします!

「えっ!借りる?」

「どういうこと?」

例えば、友だちや家族から100万円借りて、元金を200万円にして先程の定期預金にお金を預けたとしたらどうなるでしょうか?

元金が倍になれば利息の額も倍になります。

赤枠の複利10年後を見てみると、約519万円まで増えているのが確認できます。

自己資金100万円の時と比較すると、レバレッジ効果は大きく、借りた100万円を返済しても手元に残るお金は約160万円

これでレバレッジの話もおわり。

 

【まとめ】単利 複利 レバレッジ

単利、複利、レバレッジを理解することによりお金が「どんどん増えていく」のが理解できたでしょうか。

単利は、元金にしか金利がつきません。

複利は、元金に利息を足した金額に対して金利がつきます。

つまり福利の考え方としては、預金したお金を現金で引き出すのではなく、増えたお金を再預金(再投資)することでお金に働いてもらいます。

株式投資などの配当金も考え方は一緒です。

配当金を再投資することでお金が雪だるま式に増えていきます。

最後に”レバレッジ”について終わりにしたいと思います。

レバレッジとは、いわば借金して種銭を大きくするということです。

不動産投資で例えるなら、物件を購入する場合、金融機関から融資をうけるのがほとんどです。

不動産は金額もそれなりに高価であり一般の人が現金で購入するのは難しいですよね。

自分の預金など自力で購入できなくても銀行から融資(レバレッジ)を受けて購入することができます。

それがレバレッジ(てこの原理)ということです。

ビジネスや事業なども一緒です。

事業資金など金融機関や株主から融資(レバレッジ)をうけて事業を拡大していく、このように理屈的にはとても簡単なことです。

“複利”“レバレッジ”お金を増やす意味では重要なポイントです。

補足として、リボ払いなどは逆の複利が働きますのでご注意下さいね。

今回の記事で、単利、複利、レバレッジとお金の知識が1つでも参考になれた嬉しいです。

最後までお付き合いありがとうございました。

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