サラリーマンの生き方

学び

こんにちはTOMMYと申します。

総務省の統計データよりサラリーマンの人口は国民の80%の割合です。そんなサラリーマンの生き方について、不満や悩みを抱えている人はいらっしゃると思います。

まずは、こちらをご覧下さい。

『NO』が出たら一緒に考えよう

  1. 今の仕事にどれほど満足している?
  2. 友人があなたの仕事を希望したら、あなたは勧める?
  3. あなたは現在の職場を知っていて、もう一度いまの職につきますか?

 

この3つは過去の自分へ問いかけたことです。

この質問にすべて『YES』の回答であれば、この記事を読む必要はありません。

満足する回答がない人は一緒に考えいきましょう。

今回の記事で理解できること
  • 日本人は会社が大嫌い?
  • サラリーマンの生き方について?
  • 将来の知見を広げたい!
そんな人への記事です。

 

【サラリーマンの生き方】

日本の企業研究の泰斗で、小池和男氏は「日本産業社会の神話」(日本経済新聞出版社)で日米比較調査や14ヶ国比較調査などを挙げて日本のサラリーマンが会社に対して冷めた感情を持っていることを示しました。

こちらをご覧下さい。『米国』と『日本』の調査結果を “まとめ” ものです。

 「今の仕事にどれだけ満足していますか?」
米国
  • 満足 → 34%
  • 不満 → 4.5%
日本
  • 満足→17.8%
  • 不満→15.9%
 「友人があなたの仕事を希望したら、あなたは勧めますか?」
米国
  • YES→63.4%
  • NO→ 11.3%
日本
  • YES→18.5%
  • NO→ 27.6%
「あなたは現在の職場を知っていて、もう一度いまの職につきますか?」
米国
  • YES→69.1%
日本
  • YES→23.3%

今の日本であれば、ブラック企業が蔓延するなか、この結果もさほど意外ではないと肌感覚的にも納得しています。

現に私もサラリーマンですので共感するところがあります。

私は今の職場は嫌いな訳ではないので今回の数字と反する部分もありますが、1つ不満を挙げれば、

3つめの調査「あなたは現在の職場を知っていて、もう一度いまの職につきますか?」に対しては “NO” です。

TOMMY
TOMMY

その理由は、挑戦したいことが見つかったから。

初心に返ってチャレンジしたい。

現在の目標や目的があれば、突き進んでいけるため、人生やり直せるなら、やり直したい。そんな感じですw

今回の調査結果は小池氏の他に、70万部を超えるベストセラーにもなった「ジャパン・アズ・ナンバーワン」社会学者エズラ・ウォーゲル1979年の著書からのデータも参考にしております。

日本のサラリーマンは、アメリカの労働者と比較すると会社に貢献する気がなく、会社への愛着も感じていないという、なんとも残念な結果も出ているのです。

 

【日本のサラリーマン】の現実

小池氏はその理由を、日本の会社ではアメリカよりもきびしい社内競争が行われいるからだと謳っております。

アメリカの人事制度は地位や職階制で業務の分担が明確に決まっています。その一方で日本の人事制度は、上司や部下、同僚たちの評判を獲得しなければ出世できないのが現実。

その結果、ストレスが溜まり、曖昧な人事評価に対する不満も多く、過酷な出世ゲームが日本企業の源泉になっていることを考えると、調査結果も納得できます。

TOMMY
TOMMY

サラリーマンの経験値が長い人ほど共感すると思います。

 

椅子取りゲームで例えるなら、出世という椅子が減っていくなかで、しがみつく競争力が原因でしょう。

 

【3人に1人】が会社に反感をもっている

日本人は「世界でもっとも自分の働く会社を信用していない」などの調査結果が続々と出てきたのです。

悲観的なことを続けて述べているが、現実に目を向ける事は大切なことです。

その例として、居酒屋(お酒の席)での会話を聞くと耳が痛くなる。『人事制度や上司に対して』不満や愚痴のオンパレードです。

はっきり言って生産性 “ゼロって” 感じです。

会社とは「何か?」考えた時、その答えは『組織』です。

TOMMY
TOMMY

上司の決めた意思決定を部下が実行するのは大原則です。

大原則なんですが、それを受け入れられない社会人は多く存在します。

 

「私は言われたことをこなすだけのロボットじゃない!」と苛立ちを隠せない人もいると思います。

しかし、現実はそう甘くありません。自分の好きなようにやりたいのであれば、起業するしかありません。会社はやりたいことをする場所ではないのです。

与えられたミッションをやり遂げて成果を出す。

それがサラリーマンの宿命です。

サラリーマンは『理念を実現する場所』と理解することですね。

しかし、現実を考えてみれば「愚痴」が出てくるのも当然であって、新卒で入社した会社が、自分にとって「天職」である可能性は、「はじめから自転車に乗れる」と同じようなものです。

 仕事も自転車と同じく失敗をくり返して “乗れるもの” です。

ほとんどのサラリーマンは、10年、15年と時間の経過と共に「当時の自転車では遅すぎる」と悟るのです。

早い段階で気付く人は「快適な自転車」に買い換えるものです。

サラリーマンでいう『転職』など、居心地のいいホワイト企業へと移ります。

そんな愚痴をこぼす人ほど行動してない傾向に多く感じます。

優しく言ってますが、ハッキリお伝えすれば思考停止です。

そのまま会社にしがみつき定年までグチを言い続け『退職してはじめて俺の人生何だったの?』って感じで終わるはずです。

すいません。。言い過ぎました。。

日本経済の問題は労働生産性が低いことで、”OECE(経済協力開発機構)”

『34ヶ国中21位』、先進国 “7ヶ国のなか” でもずっと最下位です。

日本人は過労死するほど働いていますが、日本の労働生産性は、1時間あたりの生み出す付加価値は47.9ドル(4,961円)で、アメリカの付加価値77ドル(7,975円)の7割以下しかありません(2020年12月23日現在)

これは日本人の能力が、

  • アメリカ人より3割も劣っているか?
  • 「働き方」の仕組みが間違っているか?

どちらかです。

関連付ける1つの理由として、日本人の “「平均の勉強時間は6分」”であることが、総務省実施の『平成28年社会生活基本調査』にて明らかになった数字です。

これは世界の社会人と比べてもダントツに低い結果です。

出典:総務省統計局(平成28年 社会生活基本調査結果)

 

【サラリーマン】という人生

サラリーマンの人生とは

ブラック企業は労働基準違反としてきびしく批判されておりますが、「一流企業」でも社員の待遇や福利厚生が恵まれているだけで、サービス残業や長時間労働が常態化している現実は、見て見ぬ振りをされています。

この現代社会で「幸福について」真剣に考えるのであれば、

「サラリーマンという人生」のテーマに真剣に向き合わなければなりません。

先程のデータから分かるように社会人の平均勉強時間はたったの “6分” これには正直驚かされます。

現状や、今後の将来について不安があるのなら、自己研鑽し少しでも勉強時間を割くことで同僚とは、明らかに差別化になるのは間違いありません。

 

【今の若者は】優遇されている

ここまで悲観的なことを挙げてきましたが、誤解のないようにお伝えしておきます。

「いますぐ脱サラ」「就活なんかやめちゃえ」なんてことを言いたいわけではありません。

そればかりか、“若くて優秀な皆さんは”、サラリーマンを体験することはいいことです。

それは今の日本企業が、以前に比べて若いひとがきわめて優遇されているからです。

その理由は、今後の少子高齢化が『どんな社会』かを考えれば分かると思います。

少し政治的な話もありますが、高齢化社会では、多数の高齢者が、少数派の若者を数の力で抑圧するとされています。

民主政は多数決ですから、年金や健康保険など、社会保障の分野で、政治家が “高齢者の既得権” を守るために必死になるのはそれが『理由』です。

もう一方の側面をみてみると、『たくさんあるモノには価値が低く』『少ないモノには価値が高い』という市場の原理も無視することはできません。

この観点からは、高齢化社会では若者の希少性が増すことは “原理原則を考慮すれば” 理解できます。

 

【若手社員】は貴重品である

年功序列が崩壊している現代ではありますが、2020年の段階ではまだまだです。

日本の雇用形態は年功序列の浸透が著しく、若手の人材が年長の部下を持つことが難しいのが現実です。

これが優秀な若者の昇進を阻んでしまいます。

このしくみは、大手企業に多く見受けられることです。

親会社と子会社の「身分制度」を生かしたルールが存在し、親会社の優秀な若手社員を子会社に「出向」させることで、年功序列といった壁をぶち破り、年長者の上司として仕切ることができるのも事実です。

やはり少子高齢化を考慮すると若手社員を厚遇するのは、彼らが『貴重品』だからです。

また転職も自由ですから、企業側としても優秀な人材は手放したくものです。

しかし、会社は、あなたの一生を面倒見てくれるわけではありませんので、転職したい企業や、挑戦したいビジネスなどがあればチャレンジしていくべきだと思います。

TOMMY
TOMMY

私も後悔している人間です。そんな気づきを1人でも多くの人に知ってほしい。

 

ただし、転職や会社を去ることになっても人間の繋がりは大事にして下さい。

いつどこで『ご縁』があるか分かりません。

例えば新たなビジネスを立ち上げる際の、ビジネスパートナーになることだってありえます。

また取引先になる可能性だってあるのです。

そんな先見を屈指した考え方は、社会情勢の中で生きる我々には大切なことです。

 

【35歳を過ぎる】と選択肢が減る

35歳を過ぎると人生の選択肢は急速に減っていきます。

『サラリーマンの人生』を考えると、年齢を重ねれば重ねるほど転職は難しくなる。

よって必死に1つの会社にしがみつき、無事に定年を迎えて “退職金”“年金” を受取ることに人生捧げるしかありません。

っていうのは酷な言い方ですね。。

ひと昔の『団塊の世代』では選択肢が限られ、サラリーマンという人生で会社に依存しなくてはなりませんでした。

しかし、今の “知識時代” は違います。

現代では個人で稼ぐことは、もはや当たり前の時代です。

稼ごうと思えば資格がなくとも勉強と行動しだいで稼ぐことはできます。

TOMMY
TOMMY

年齢は関係ありませんね。やるかやらないかの違いです。

 

私ごとではありますが、私もミレニアム世代にギリギリ入っている人間です。

会社員の給料所得に+副業も実践しております。また資産運用(不動産経営、株式投資)など、国に頼ることない老後の人生計画を進行中です。

ミレニアム世代(1980年~1990年代)30代後半や40歳以上でもサラリーマン人生に依存しなくても、副業などを実践することで変化をもたらすことは可能であることをお伝えしたいです。

【まとめ】サラリーマンの生き方

  1. 今の仕事にどれほど満足してますか?
  2. 友人があなたの仕事を希望したら、あなたは薦めますか?
  3. あなたは現在の職場を知っていて、もう一度いまの職につきますか?

これらの質問に1つでも「よい回答」が出ないのであれば、行動するサインだと思って下さい。

これからは医療の進歩もふくめ、健康寿命は延びており、健康な100歳を迎える時代が到来します。

定年60歳で引退しても『人生長い』と覚悟するべきです。

素晴らしいことですが、それは同時に悩ましいことでもあります。

60歳で人的資本を失った状態では「年金」に依存しなくてはなりません。

仮に60歳まで働けたらいいのですが「終身雇用制度」の崩壊により、定年まで面倒を見てくれる保証はどこにもありません。

スポーツ界も、仕事業界も、同じですが『攻守に優れたバランス』がよい理想です。

サラリーマンには堅い守りがありますので、攻めるという『稼ぐ力を伸ばす』ことが賢明な人生設計と云えるでしょう。

「サラリーマンの生き方」について、

  • 国の手厚い制度で守られているのも事実。
  • 国の税金強制マシーンも事実。
  • バカ高い社会保険料も事実。
  • 控除枠が少ないのも事実。

これまで解説してきたことから、会社に「依存」する生き方は、考えを改めねばなりません。

「サラリーマンの生き方」で、最後に大切なことをお伝えしておきます。

スキルや資格がないから「いい給料が支給されない」と嘆いている人がいらしゃいますが、それは勘違いです。

正確には、どの企業を選択するか?

ここが大事です。

当たり前のことを言っていますが、この『魔術に気付いていない人は多いものです』

つまり、あなたの『スキルや資格』が給料を決めるのではなく、企業があなたの給料を決めます。

いくら売上があっても儲かるのは会社です。

このことは是非覚えておいて下さい。

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最後まで愛読していただきありがとうございます。

お疲れ様でした。(^^)