こんにちはTOMMYと申します。
今記事では「ぼったくり投資信託」をテーマに解説します。

この記事で理解できること
②. 銀行窓口に近寄っていけない
③. おすすめのネット証券とは
この3点です。
結論からお伝えすると、投資信託を購入する際は「銀行窓口」ではなく「ネット証券」から購入するのが鉄則です。初心者の方でも分かりやすく解説します。
投資信託はどこで買える?
はじめに投資信託ってどこで買えるの?こんな疑問からです。
投資信託の販売所ってどこがあるの?
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大きく分けてこの2つです。
投資信託を始めるには、総合証券かネット証券のいずれかで証券口座を開設しなければなりません。いわば、投資家と投資信託をつなぐ「窓口」といえます。
総合証券とネット証券の違いや特徴を見ていきましょう。
総合証券について
総合証券とは?
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この5つです。
総合証券の特徴は以下のとおりです。
- 店舗を保有
- 直接アドバイスが聞ける
- 街中にあるので安心感がある
総合証券は、実店舗で営業しており電話や店頭で取引を行なうことが可能です。また、投資に関する疑問から注文に至るまで、すべて営業担当が窓口となって対応してくれます。
つまり、店舗があって営業担当者に色々と聞けることが魅力といえます。一見、良さげに思うかもしれませんが、おすすめはできません。
まずは「郵便局」「銀行」「信用金庫」「保険会社」です。街中に数多く店舗がありますが、その窓口の担当者は投資コンサルタントではありません。よって「無料相談窓口」などの利用はNG行為です。また販売手数料が割高なのも理由の1つです。詳しくは後述します。
特徴としては?
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この3点です。
大手証券について
大手証券会社も総合証券に該当します。
先程と同じように、取引方法としては店舗を持ち、営業担当による対面取引に合わせてインターネットや電話などがあります。郵便局や銀行と比較すると、担当者も投資コンサルタントが携わっています。しかし、コスト面や商品数など全てを含めると、ネット証券に軍配が上がります。
大手証券会社の特徴とは?
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この3点です。
大手証券会社については、就職先としては良い選択肢かもしれませんが、資産運用の観点で見るとネット証券に劣ってしまいます。
ネット証券について
ネット証券とは、インターネットだけですべての手続きや取引が完結する仕組みです。
後ほど紹介しますが、SBI証券や楽天証券などはネット証券です。
補足として、大手証券会社とネット証券会社はときおり混同されがちですので以下を参考下さい。
【大手証券会社】 | 【ネット証券】 |
野村證券 | SBI証券 |
SMBC日興証券 | 楽天証券 |
みずほ証券 | マネックス証券 |
大和証券 | 松井証券 |
三菱UFJモルガン・ スタンレー証券 |
DMM株 |
普段からインターネットを多用していて、投資情報もネットで調べることができる人は、ネット証券を推奨します。ネット証券のサイトには、さまざまな投資に関する情報が網羅されています。
不明な点やあれば、コールセンターに電話するか、もしくはチャットやメールで問い合わせることが可能です。また、営業トークがないのも特徴の1つです。過剰なサービスが必要としない人にとってはメリットです。
ネット証券の特徴とは?
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この3点です。
一方で、大手証券会社は実店舗があることから営業担当者の手厚いサポートが魅力です。しかし、その分コストがかかっているので、手数料が割高になってしまいます。
大手証券会社が良いか?ネット証券が良いか?は千差万別です。あくまでも自分にあった証券会社で選択すると良いでしょう。これから投資信託をデビューする人はこの2択と言えます。
この記事では、ネット証券を推奨しているため「銀行の窓口」と「ネット証券」を比較してお話したいと思います。
【初心者必見】ぼったくり投資信託 銀行窓口は近寄るな
投資信託を正しく運用するなら「銀行窓口」へは近づかないことです。
銀行というのは、あらゆる業務を担っております。その中身とは、皆さんの普通預金や定期預金はもちろんのこと、カーローンや住宅ローン、為替、証券取引、ATMを利用とした入出金や振込みなどです。
銀行の収入源とは?
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こんな感じです。
基本的に、銀行はお金を貸して儲けるビジネスモデルです。皆さんが銀行へ預けている普通預金や定期預金も間接的に企業や個人への貸し付けに回ります。これを間接金融と言いいます。
銀行は、国民から預かった預金などを誰かに貸し出し、預金金利と貸出金利の差(利ざや)をとり収益を生み出します。預金金利が0.001%~0.2%ですから銀行側に利益が出て当然です。
銀行員の給料って高いですよね。年収800万円なんてザラにいます。店舗の地代なんかも当然にかかります。一概には言えませんが、私達国民が支払っていると言っても過言ではありません。よって、投資信託の販売手数料もその一部に充当される。
銀行員の支給される給料はどこからきているか?よく考えると理解できますよね。
【銀行窓口】で投資信託を購入してはいけない
そもそも投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資、運用する商品です。

投資したファンドの運用成果が自分に還元される仕組みです。資金運用をプロに任せることができるので、投資初心者でも始めやすいことが特徴ですね。
※投資信託≒ファンドと覚えてOKです!実際に、投資信託の商品には「ファンド」という言葉が多く使われます。
そんな投資信託には注意すべきポイントがあります。
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この3つです。
投資信託の費用一覧
投資信託の取引を行なう際に、どのようなコストが発生するのか見てみましょう。
以下は投資信託にかかる手数料(コスト)の一覧表です。
購入時手数料
時期 | 購入時 |
支払い方法(直接) | 購入時に直接支払う |
費用の内容 |
購入時に支払う費用。 申込価格の数%をその費用として ファンドや販売会社 |
信託報酬(運用管理費用)
信託財産留保額
時期 | 換金時 |
支払い方法(直接) | 換金時に直接仕払う。 |
費用の内容 |
手数料とは別に徴収される費用。 販売会社が受け取るのではなく、 投資信託によって差し引かれる |
上記のように投資信託は、購入して、保有して、換金するまでにコストが発生します。
分かりやすくまとめると!
- 購入時手数料=ファンドを購入する際に発生する
- 信託報酬=保有期間中ずっと支払う費用
- 信託財産留保額=解約、換金する際に支払う費用
これらのコストは、投資信託(ファンド)によってすべて異なります。いかに低コストなファンドを購入するかが超重要ポイントです。
銀行窓口とネット証券の比較
銀行窓口で売っている投資信託は、購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額、これら3つのコストが超割高です。一方で、ネット証券はというと低コストの優良ファンドが豊富にそろっています。
注意点として、投資信託を購入する際は必ず「目論見書」にきちんと目を通しましょう。
目論見書には、
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投資信託の基本的な情報が記載されています。
いわば取扱説明書と思って下さい。
ちなみに、ネット証券で投資信託を購入する際は「目論見書」に同意しないと購入できないシステムになっております。
↓↓楽天証券の管理画面↓↓
↓↓SBI証券の管理画面↓↓
投資信託の世界では優良ファンドこそ低コストであり、購入時の手数料も無料(ノーロード)です。これらはすべて目論見書に記載されているので見逃さないようにチェックしましょう。
例えば、家電製品なんかだと高価なモノほど性能が優れていることが多いですが、投資信託の世界では真逆です。優良ファンドであればあるほどコストは安くなります。
以下は、投資信託の申込みから、償還金までの流れを表したイメージ図です。

今回注目する点は、販売会社になります。
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この2つでしたね。
投資家の皆さんは上記いずれかの販売所で投資信託を購入することになります。
分かりやすく銀行窓口とネット証券で購入したときに、どのようなコストがかかるのかを見ていきます。
銀行で投資信託を購入するイメージ図、
販売手数料3%、信託報酬2%のようなコストが当たり前にかかってきます。
この手数料で10万円のファンドを購入すると
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こんな感じです。
では今度はネット証券で注文するとどのようになるのか見ていきましょう。
ネット証券で投資信託を注文するイメージ図、
ネット証券で投資信託を購入すると販売手数料0円、信託報酬0.09%~0.2%
このコストで同じ10万円のファンドを購入すると、
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銀行窓口と比較すると雲泥の差なのが分かります。
ネット証券なら、銀行と違って店舗も持たないし、社員数も少ないことから手数料が低いのも納得できますよね。一方で、銀行などの金融機関がおすすめする投資信託の中身は「ゴミ商品ばかりなのです。」
要するに、客が得するモノじゃなくて、自分たちが得するモノを売ろうとします。金融機関が勧めてくるファンドで儲かるのは「金融機関」であって、あなたではないのです。
冒頭でもお話しましたが、銀行員は投資のプロではありません。窓口の担当者も会社のマニュアルに従って商品を進めているだけです。いわば素人といっても過言ではありません。
ここでお伝えしたいことは、バカ高い手数料を支払っていては資産運用はうまくいきません。あなたの資産を増やしてくれるのはネット証券です。
資産運用をはじめるにあたり、どのファンドを購入するかも大事ですが、どこの販売所で購入するかが一番大事になってきます。
おすすめのネット証券とは
資産運用に最適な証券口座はネット証券、これ一択です。
おすすめのネット証券とは?
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この2つです。
その他にも、松井証券、マネックス証券、LINE証券、DMM株、ライブスター証券と色々ありますが上記の2つから選んでおけば間違いありません。
これから投資信託をはじめる人は、
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これらの対象になっているファンドをおすすめします。
以下は、SBI証券と楽天証券のつみたてNISAとiDeCoのファンド本数です。
SBI証券 | 楽天証券 | |
つみたてNISA | 183本 | 213本 |
iDeCo | 37本 | 32本 |
投資信託って日本だけでも5千種類以上あって、そのほとんどはゴミ商品ばかりです。しかし、つみたてNISAやiDeCoの対象になっているファンドは金融庁が厳選したファンドしかありません。
つみたてNISAやiDeCoの対象になっているファンドは国内、国外含め優良ファンドばかりです。よって、初心者でも失敗しにくい資産運用が手堅く形成できるでしょう。
以下の調査結果をご覧ください。これは、日本証券業協会が個人投資家に対して、2021年10月に発表した証券投資に関する意識調査です。
金融に関する教育を受けた経験がある人

教育を受けていない回答が80%を超えていますね。
このデータから予測できることは、投資信託だけではなく投資全般的に知識が十分ではないと言えます。よって金融庁が、つみたてNISAやiDeCoを導入したことも納得できます。
現在の経済政策の柱の1つは「貯蓄から投資へ」政策である。簡単に言うと、「銀行預金をやめて株式、債権、投資信託を買おう」ということです。
楽天証券、SBI証券の口座開設はすべて無料でオススメです。
- 国内・国外の優良ファンドが買える
- 取引手数料が業界最安クラス
- 楽天ポイントが使え、貯まる
- 楽天証券と楽天銀行の入出金手数料が無料
- 楽天銀行の普通預金金利が預金300万円まで0.1%。300万円超えた分は0.04%
投資のイメージってどんな風に思ってる
最後に投資に対するイメージを説明して終わりにしようと思います。
株式投資や投資信託ってどんなイメージをお持ちですか?
私が当初イメージしていたのはこんな感じです。私、以外にも「投資」と「トレード」を混同されている人もいらっしゃると思うので、ここで両者の違いについて、
ちなみに写真のような手法は「トレーディング」と言って、初心者の人には向かいないゲームです。

投資?トレーディング??
両者の違いを簡単に言うと、
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と、こうなります。
もう少し深掘りしてみましょう。
トレーディングとは、数分~数週間といった短期間で株の変動に対して「買い」「売り」を読み取って利益を出す手法です。一言でいうならば「投機」ギャンブルのことをいいます。
画面に張り付いて、時間経過とともに価格が上に抜けるのか、下に抜けるのかが重要であり、企業価値は重要ではありません。一方で、心理的ハードルも高くなるのが特徴です。
投資とは、企業価値に焦点を当て半年以上保有することであり、場合によっては5年、10年、20年と長期に渡り企業が成長すると株価が上がり、それに伴い投資家の利益になります。一言でいうなら「投資」です。
今回の投資信託のケースだと、企業価値に焦点を置くスタイルであり「投資」に該当します。
投資信託は投資に該当しますので、初心者の人は心配しないで実践して頂けたらと思います。
投資信託は手間もかからないので、日中のサラリーマンなどには合う投資スタイルといえます。
トレーディングのように、一日中画面を見ているなんて仕事してたらできないし、ずっとお金のこと考えるなんて…仕事にも支障きたします。 頑張るのは本業で投資はプロにお任せするのが投資信託の特徴です。
投資信託を分かりやすく例えるとこんな感じです
投資信託≒ファンド、このように「詰め合わせ」をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。袋の中にいろんな会社の株が入っていると思って下さい。
1社に集中投資するスタイルではなく、分散して投資するイメージです。
例えばAmazonの株だけを買うと、株が暴落したときに影響を受けますよね。でも投資信託は袋の中に他の企業も入っているので、Amazonの株価が下がっても他で補填できるということです。
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ここまでは投資信託のメリットですが、やはりデメリットもあります。
それは大きく稼ぐことができないということです。
一攫千金を狙う手法ではありません。つまり、投資信託は10年、20年と長期的に考える運用スタイルと言えます。福利の力を利用してコツコツと雪だるまの芯を大きくするイメージです。
【まとめ】投資信託は銀行窓口ではなくネット証券で買う
投資信託のガイドラインは下記の3つです。
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ネット証券はSBI証券か楽天証券のどちらか2択から選択すれば間違いない。ちなみに2つ口座を開いておくのもありですね。開設は無料です。
ネット証券を選ぶ理由とは
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この2つです。
投資信託をはじめる目的や目標とは
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大きくはこの3つです。
投資信託は長期に積み立てる投資スタイルです。それにはネット証券がコスパ最強、余計な営業もなくストレスフリーであること、コストが最適化され投資家にとってメリットが大きい。
目的や目標は人によって千差万別です。
年代別にみると、さまざまなライフステージがありますので参考にして頂き自分にあった資産運用を形成していきましょう。
最後にNISA、ついたてNISA、iDeCoなど政府が推奨する非課税制度を活用してない人は、おすすめします。
楽天証券、つみたてNISA「おすすめファンド7選」参考下さい。

\最後まで付き合いありがとうございます/
あなたの資産形成を応援します